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Twitterでこんな写真が回って来ました。

読みづらい。

このTwitterの投稿者「011」さんは、これを簡体字だといっています。私自身は恥ずかしながら中国語の教養が全くありませんので、辞書を引きインターネットでも調べてみました。すると、「閣」「権」「議」「許」が簡体字で書かれているらしいとわかったのですが、他は日本の漢字、または日本の漢字を基に簡略化した字です。

私が気になったのは、もし中国人が見様見真似の日本語でこの幕を作成したとするならば、ひらがなが上手い。このような自然なバランスのひらがなを書けるのは、日本語をよくできる人ではないだろうかと思うのです。ならば、簡体字を使う理由はどこに。

実は、過去に変体文字として「ゲバ文字」というものがあったそうです。初めて聞きましたが、画像検索すると、見覚えのある特徴的な文字でした。それは、学生運動が盛んだった時代に登場した漢字の簡略法で、ポスターやビラを作る手間を抑え、かつ誰が書いたか特定されぬようになっているのです。

ただし今回の文字は「ゲバ文字」を再現しているともいえないのです。例えば「議」はゲバ文字では「言ギ」です。

ですから、「この幕は妙だ」ってことに尽きるのですが、ゲバ文字が生まれた背景を知って、「作成の手間を考え、違和感無く読める程度に簡略化したつもりなのだろうな。本人達としては。」というあたりで腑に落ちました。

そして、厳密には書き手の国籍なんてわかるはずもないのですが、私の見解としては「ひらがなを上手く書けるんだから、日本に住む人だろう。」というところです。

しかし「6/20 緊急市民アクション」などといった語句で検索を書けても、個人のブログやフェイスブックが見つかるだけで、公式な広報サイトや、活動内容を知るための写真やビデオといった資料が見つかりません。少し時間をかければホームページくらい作れますし、ブログやフェイスブックならなおさら写真とビデオの充実化が簡単です。そんなわけで、いろいろと「もったいないな」と思いました。とはいえ、改善に乗り出すならば、次に作る幕をなんとかするのが第一と思いますけども。

一応、これがコラージュではないことは、別の信頼できる写真を見つけ出して確認しました。
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2014-07-01

It don’t mean a thing (if it ain’t got that swing)
1934
作詞/アーヴィング・ミルズ Irving Mills
作曲/デューク・エリントン Duke Ellington

【解説】――時代を予言した
 これはエリントンが作曲し彼のエージェントのミルズが作詞した曲で、‘32年の作品だ。(後略)
 スウィングSwingという言葉は、いつ最初に使われたのかは今ではもうはっきりしない。(中略)とにかく映画『Swing time』などがつくられ、ベニー・グッドマンなどのスウィング・バンドの人気が沸騰した“Swing era”がやってくるのは‘30年代半ばで、これらジャズ参考書はそれを‘35~‘46年のあいだと規定している。モートンの曲(注:ジェリー・ロール・モートン‘27年録音「Geogia swing」)をのぞけば事実上はじめてswingという言葉を使い、そのブームの幕を切って落とし、火付け役となった、いわば“時代を予言した”のがこの曲である。

VERSE
What good is melody, what good is music?
If it ain’t possessin’ something sweet
It ain’t the melody, it ain’t the music
There’s something else that makes the tune complete

CHORUS
It don’t mean a thing if it ain’t got that swing
Doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah
It don’t mean a thing, all you got to do is sing
Doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah

It makes no diff’rence if it’s sweet or hot
Just give that rhythm ev’rything you got

Oh, it don’t mean a thing if it ain’t got that swing
Doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah, doo wah

ヴァース
もしなにか素敵なものがそこにないのなら
メロディのどこがいいって言うの?音楽のどこがいいって言うの?
この曲を完璧に素晴らしいものにしているのはメロディでも音楽でもないわ
なにかもっとほかのものよ

コーラス
スウィングがなけりゃ意味がないじゃない!
ドゥワー、ドゥワー、ドゥワー
まったく意味がないでしょ
さあさあ、歌って歌って

甘いメロディでも騒がしく興奮するものでもどっちでもいいの
そのリズムに全身をぶつければいいのよ

とにかくスウィングしてなきゃ全然意味がないのよ!
ドゥワー、ドゥワー、ドゥワー

(以上全て、村尾陸男著『ジャズ詩大全7』より引用)

「スウィングしなけりゃ意味がない」の邦題で知られる「It don’t mean a thing (if it ain’t got that swing)」。理屈抜きのジャズの愉しさを表現しており、多くのジャズ・ファンの心のよりどころになっているだろう一曲だ。
2014-06-07

「韓国で船が沈んだ」

大きな船の事故と聞いてまず思い出したのは、「銀河鉄道の夜」に登場する、船が沈んで亡くなった乗客たちのことだ。賢治は当時、遠く英国での大事故の報を聞いて、犠牲者の魂が招かれる、夜空を走る不思議な汽車の旅をイメージしたのかも知れない。

(私の少年期の夢は、いつかカムパネルラのような友を持ち共に旅をすることで、そのために自分もジョバンニのようになりたかったのだが、全てダメだった。)

その大事故から102年を経た同じ日、つまり昨日であるが、韓国で大きな船が沈んでしまった。長い年月の間に、全世界の情報がすぐさま手に入るようになった。乗客がヘリコプターで救助される映像も見た。しかし多くの高校生を含む大部分の乗客の安否は依然不明のままである。

事故の映像を見、船名を聞いて、ピンとくるものがありすぐに調べた。沈んだ韓国船セオール号はかつて鹿児島・沖縄航路で活躍した日本の船「フェリーなみのうえ」だった。

海洋国家である我が国にとって、まさに生命線といえる役割を18年に渡り務めてくれた「なみのうえ」の、新天地でのあまりに悲痛な災難を知って、「今までありがとう。でもまだ中に人がいるから、もう少しの間頑張ってくれ!」という思いがこみ上がってきた。

日本から払い下げられた船が南方の途上国にて無理な大量輸送を強いられ、果てには大事故を起こしてしまった例は、これまで度々あった。

今回の「なみのうえ」も、韓国へ渡ってから定員を増やすべく改装が施されたようだ。ただしそれが安全性を度外視していたかどうか解らないし、そもそも事故原因さえ明らかで無い段階である。

名と姿が変わってしまったが「なみのうえ」には親しみを感じるし、なにより乗客たちの安否が心配で、あらゆる情報から目が離せない。

* * *

事故にまつわる情報に限らない事だが、個人の発言を全世界で共有できるようになったのも、時の流れだと云える。あらゆる情報から目が離せない一方で、目を背けたくてもできないのが、日本語(日本名)による、事態を軽視した発言の数々だ。

事故の報があった当初は、「また韓国(朝鮮)の欠陥船が沈んだ。」という発言が多く流れ、しばらくして当該船が日本製と知れると「日本に責任を押し付けてくるに違いない。」といった予想が立ち、実際に韓国の報道にて日本製であることが強調されると「思ったとおり。」と確信された発言に変わった。また、「日本人は他国の事故を喜んだりしない。」という、言うまでも無いような事がさも美徳であるかのように喧伝され、結局韓国人全体への批判が行われている。

私は日韓関係に詳しくないし、また知らない事に開き直らず勉強してから発言することが正しい態度と考えるが、以下のことは伝えたい。

あろうことか海洋大国である我が国の国民が、「憎き韓国が勝手に起こした、日本には無縁の事故だ。」と「なみのうえ」もろとも突き放し、平時と同じ嫌韓一色の発言ばかりが飛び交うことは、我が国の生命線としての海上安全が軽視され、いわば「安全ボケ」といえる態度が蔓延していることに他ならず、嘆かわしい。

ましてや「愛国・保守」を自称する立場の者から、こうした発言が多く出ていることは、疑問をなげずにいられないのだ。

* * *

ずいぶん硬い話となってしまったが、この作文をする中で、涙でペンが震えたのは、銀河鉄道を思い出した冒頭部分と、沈みゆく「なみのうえ」にこみ上げてきた思いの部分だ。最後になって、結局自分は日韓関係とか愛国保守については能天気な楽観主義だったかなと反省しつつ、「ジョバンニにはなれないなぁ」と少し笑ってしまった。

とにかく、今は乗客の無事を願う。
2014-04-17

ジョン・コルトレーンのプレスティッジ盤を集めたボックスセットを購入したが、あまり聴かないでいた。トレーンとの契約解除後になって、プレスティッジが所蔵の音源を収めたアルバムを乱発したせいで、どの曲がいつのセッションかとか、それぞれの演奏メンバーとかが、複雑で理解できずにいた為、なんとなく聴く気も起こらなくなってしまったのだ。

近ぢか、これらの作品群を整理整頓するページを作成するつもりだ。

▼1957年(リリース年)

Coltrane
7105(レコード番号)「Coltrane」(アルバム名)
トレーン初のリーダー作。

▼58年

Traneing In
7123「John Coltrane with the Red Garland Trio」
画像は後年、変更されたもの。

Soultrane
7142「Soultrane」
自身のスタイル”シーツ・オブ・サウンド”を確立させた。

▼59年
▼60年

▼61年

Lush Life
7188「Lush Life」
A面のピアノレス・トリオ演奏が印象的な、穏やかなムードの漂う1枚。

Settin' the Pace
7213「Settin’ the Pace」
Soultraneの翌月、同メンバーでの快演。

▼62年

Standard Coltrane
7243「Standard Coltrane」
スタンダード曲を集めた親しみやすい1枚。

▼63年

Stardust
7268「Stardust」

Dakar
7280「Dakar」
2本のバリトン・サックスが面白い。57年4月収録の企画盤。

▼64年

The Believer
7292「The Believer」

Black Pearls
7316「Black Pearls」
ドナルド・バード参加。18分の長尺演奏を含む。

▼65年

Bahia
7353「Bahia」

The Last Trane
7378「The Last Trane」
プレスティッジから発表された最後のアルバム。未発表の演奏の寄せ集め。
2014-02-12

 アルバイトを終えて車で帰る際、仲間を送って行くことがよくある。今日は2人乗せて、名古屋港を出て、名古屋大学で1名、弥富で1名降ろす予定だった。
 しかし名古屋大学で1名と別れてすぐ、体調急変。発熱・吐き気・意識の低下がおこり運転できなくなった。
 はじめは腹が減りすぎに感じ、それで脳の構成原料が足らなくなり、シナプスが1レーンづつランダムに消えて行くような事態が想定されたため、バナナを買って食べた。
 しかしどうにも我慢できないので、コメダ珈琲に立ち寄った。トイレで吐いて、少し食べて、また吐いて・・・。弥富の1名はそこにつき合わされるかたちになってしまった。
 意識が遠のくにつれ、自分がしていること――そのすべてに矛盾があって、家へ送ってもらう→家から遠く離れた地で足止め・帰れる目途立たず、な、彼は、私に巻き込まれてしまって、自責の念だけが肥大化してきた。
 「俺はもう何も辻褄が合わせられない。あなたは、確実なところを、離れないでいてくれ」喫茶のソファに小さくなって、浮かび上がる最後の言葉を繋ぎ伝えた。
 彼は食べたり飲んだりしながら、
「シロノワールって1人1個は甘すぎて飽きちゃうね」
「でもこの甘さとコーヒーの苦味が合うんだな」
などと云った。
 それは、パズルがバラバラになったような脳内において、10人中10人がそう思うであろう、揺ぎ無いあたりまえさを思い出させた。そして、壊れてしまっていた心のコアの部分に置き換わり、具体的には、「そりゃそうだね」と、相槌を打つことが可能となった。打開できる気が少しした。
 その後、どのくらい喫茶にいたか、わからないが、なんとか吐き気がおさまって、車を進めることができるようになった。
2013-10-19

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